昨日取引をする予定はなかったのですがXMのロイヤルティ・ステータスを上げるためにFXの取引しようとMT4を起動しました。
失敗点その①昨日は呑み会でかなり泥酔状態
失敗点その②MT4複数起動の記事の画像撮りの為新たにMT4をインストールしていた。
泥酔して帰宅し、新たにインストールしたMT4を起動し注文
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損益がいきなりマイナス2000円???
普段は2万通貨でちまちま取引を繰り返していますので、だいたいマイナス200円弱でスタートするのがマイナス2000円です。しかもみるみる損失が増えマイナス1万円に・・・・(・・;)
なんと1Lotで取引していました(XMでは1Lot=10万通貨です)。
あらたにインストールしたばかりの方を間違えて起動し、確認せずに注文してしまいました。
気付いた時に即 損切りすれば良いのにマイナス2000円の損益を見て????状態に。
みるみる損失が増えていくのただただ見ていました。
マイナス1万円前後をウロウロしています。
酔いも手伝いもう良いや!!とそのままの状態でPCを離れシャワーを浴びに行き帰ってきたらロスカット(・・;)。
何故人は損切り出来ないのか?
プロスペクト理論とは
簡単にいうと目の前の利益は即確定するが、損失には長く耐えるという人間の心理を突いた理論です。目の前の利益は即確定する
・あそこまで行ったら利確しよう、なんならもっと伸びてくれないかな?指値を入れてチャートを見ずにいれば良いのですが、チャートを前に値動きを見ている時にヒゲを付けたりすると急に不安にかられます。
・やばい、なんかもみあいが始まった、少し逆に動き出したぞ
何故か?過去に何度ももう少し早く利食いをしておけば、これだけ儲かったのに!さっきまでは2000円の儲けが結局500円の利益にしかならなかった!という経験則に基づき、「目の前の利益を早く確定したくなる」心理が働くからです。
このため利益が少なく=利小となってしまうのです。
損失には長く耐える
今度はチャートを見ると、エントリーポイント付近をうろうろとして、スプレッド分のマイナスを消化できない。そうこうしているうちに、流れが完全に変わったにもかかわらず、マイナスのポジションを損切り出来ない。あるいは、いきなり逆方向に動き含み損がどんどん大きくなっている(まさしく今回の私です)。
昨日の私の心理状況
・せめてスプレッド分戻ってくれ=プラマイゼロまで戻って完全にダメ男決定です。はじめから今回のエントリーは失敗している事は自覚しています。
↓マイナスが膨らんでます
・せめて半値まで戻って(今回はマイナス5000円位迄戻って)
↓マイナス1万でうろうろ
・もしかしたら、流れが変わってプラスに変わるかも(^○^)
なんといっても普段経験した事のない大きい取引量。しかもエントリーした途端に思わくとは逆に動いています。
でも私の心の中は負けたくない!!
いや少しでも負けを減らしたい!!
もうどうでもよいやもしかしたら逆に動いて大儲けかも(^○^)なんて甘い考えに変わってしまっています。
見事に損大の完成です。うまく行って塩漬けポジション。最悪が私のようなロスカットです。
損小利大
プロスペクト理論の実験
プロスペクト理論の元となった実験は、カーネマンが「一つだけの質問による心理学(psycology of single questions)」と呼ぶ手法による。この手法は、心理学者のウォルター・ミシェル(英語版)が用いた方法を参考にしたものである。wiki参照例えば、以下の二つの質問について考えてみてください。
質問1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。
1.選択肢A:100万円が無条件で手に入る。
2.選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。
質問2:あなたは200万円の負債を抱えているものとする。そのとき、同様に以下の二つの選択肢が提示されたものとする。
1.選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。
2.選択肢B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。
一般的な心理
質問1は、どちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円と同額である。にもかかわらず、一般的には、堅実性の高い「選択肢A」を選ぶ人の方が圧倒的に多いとされている。
質問2も両者の期待値は-100万円と同額である。安易に考えれば、質問1で「選択肢A」を選んだ人ならば、質問2でも堅実的な「選択肢A」を選ぶだろうと推測される。しかし、質問1で「選択肢A」を選んだほぼすべての者が、質問2ではギャンブル性の高い「選択肢B」を選ぶことが実証されている。
この一連の結果が意味することは、人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向(損失回避性)があるということである。
質問1の場合は、「50%の確率で何も手に入らない」というリスクを回避し、「100%の確率で確実に100万円を手に入れよう」としていると考えられる。また、質問2の場合は、「100%の確率で確実に100万円を支払う」という損失を回避し、「50%の確率で支払いを免除されよう」としていると考えられる。
・お金が手に入る場合=確実にもらえる選択をする
・負債を減らす場合=イチかバチかの賭けにでる
プロスペクト理論をFXトレードに置き換えて考える
利益が出ているときは、すぐに利益を確定したくなる。損失が出ているときは、一か八か値が戻るまで待ってしまう。
または、今までの損を取り返そうと、大勝負に出てしまう。
つまり、プロスペクト理論を考えると人はトレードを行う際本能的に『損大利小』となってしまう行動をしてしまうのです。
FXは上がるか下がるかを当てるだけです、確立だけ見れば50%で勝ったり負けたりをするはず。しかし実際はFXで勝ち組は1割程度と言われてます。2分の1の確率で勝者が決まるはずなのに1割しか勝てない。
何故でしょうか?人間は『プロスペクト理論による』コツコツドカン(コツコツ勝って大きく負ける)に嵌り。FX負け組の9割に入ってしまう為なんです。
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